行雲流水

未破裂脳動脈瘤の記録

アンギオ検査入院③

2019年7月11日

 

いつでも、どこでも良く眠れるんだけど、

看護婦さんの見回りや、点滴の刺し替えや、同じ部屋の人達の物音で夜中に何度となく目が覚める。

 

06:40 二度寝でうつらうつらしてると採血で起こされた。

寝起きの採血か・・・

目覚めの一発。

点滴もあと1本あるらしい。

 

病院パジャマを着て、点滴を繋がれて、ずっとカーテンが閉めきられたベッドの上にいると本当に病人になってくる。

長い髪を左右の三つ編みにし、気分はすっかり智恵子抄の智恵子。

 

14:00

脳神経外科の若手イケメン医師 YS先生が来て、

「今回の検査の結果、クリッピング術も、コイル塞栓術も可能です。」

 

よかったー!!!(心の中で拍手)

 

「あなたはコイル塞栓術を希望されていますので、今後は脳血管内治療科が担当となり、我々脳神経外科はここで終了となります。よろしいですか?」

とのこと。

 

その後、新たに担当して頂く脳血管内治療科のMZ先生と対面し、カンファレンスを受けた。

少し若くて誠実そうな先生。

改めて、今回の検査の画像を見ながら、脳動脈瘤の大きさ、形、場所を説明して頂く。

ほぼ今まで聞いてきた情報から変化は無かったけど、MZ先生は、

「手術するしないは今すぐに決めなくていいですよ。2ヶ月後か3ヶ月後にまたMRIを撮って大きさを確認してみましょうか。とりあえず2週間後に外来を受診してください。」との事。

 

ズルルルル・・・

 

もう、すぐにでも手術をする覚悟ができつつあったのに。

いや、私もそのつもりだったのよ、最初は。

動脈瘤はあるけど大きくならないかしばらく様子見をするつもりだった。

でも、2人の先生は直ぐにでも手術をしないといけない雰囲気だったよね?

いや、はっきりは言ってないよ。雰囲気。

 

でも脳内に爆弾があるのは確かだし。

 

わからない。どうしていいかわからない。

 

ま、とりあえず2週間後の外来を受診しよう。

 

 

 

ずっと天気が悪かったけど退院の日は天気が良かった。

病室の窓からの景色をパチリ。

廊下側のベッドだから全く眺めることがなかったな・・・

 

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今回の費用  57,660円